弔辞3.澤口正一さん
弔辞
美智子さん
私の心の中には
人なつっこくいつも笑顔の美智子さんしかありません
「鬼の小六」の初演のとき東京まで聴きに行き
会場で私を見つけると駆け寄ってきて腕を組んでくれ
嬉しそうに話しかけてくれました
とても照れくさかったのですが
そんな美智子さんはとてもかわいらしかったです
学生の頃
私のまえでも いつも鈴木さんにべたべたとしていました
いやみがなく
愛くるしい瞳で鈴木さんだけをみていました
お二人で車で東北を旅行したとき（新婚旅行）
帰りに私が勤務していた水沢に寄ってくれました
開店前のフランスレストランに行って
石油ストーブをつけてもらい
鳥の唐揚げしかできないと言われ
一緒に食べました
いつも本当に仲の良いお二人でした
仙台を離れて埼玉に出るとき
埼玉での生活
いろいろな決断をするとき
「大丈夫だから 私にまかせて」
と、どんなにか鈴木さんの力になったことでしょう
二人で一つ いつまでもいつまでも
美智子さんの膝の上で
猫が安心して昼寝をしています
足下で猫がじゃれついています
二人でベランダでコーヒーを飲んで
風が美智子さんの魂をさらっていきました
おだやかな空に ゆっくりとゆっくりと
おおきな笑顔のまま
澤口正一（現岩手県内／高校教諭）
弔辞
美智子さん
私の心の中には
人なつっこくいつも笑顔の美智子さんしかありません
「鬼の小六」の初演のとき東京まで聴きに行き
会場で私を見つけると駆け寄ってきて腕を組んでくれ
嬉しそうに話しかけてくれました
とても照れくさかったのですが
そんな美智子さんはとてもかわいらしかったです
学生の頃
私のまえでも いつも鈴木さんにべたべたとしていました
いやみがなく
愛くるしい瞳で鈴木さんだけをみていました
お二人で車で東北を旅行したとき（新婚旅行）
帰りに私が勤務していた水沢に寄ってくれました
開店前のフランスレストランに行って
石油ストーブをつけてもらい
鳥の唐揚げしかできないと言われ
一緒に食べました
いつも本当に仲の良いお二人でした
仙台を離れて埼玉に出るとき
埼玉での生活
いろいろな決断をするとき
「大丈夫だから 私にまかせて」
と、どんなにか鈴木さんの力になったことでしょう
二人で一つ いつまでもいつまでも
美智子さんの膝の上で
猫が安心して昼寝をしています
足下で猫がじゃれついています
二人でベランダでコーヒーを飲んで
風が美智子さんの魂をさらっていきました
おだやかな空に ゆっくりとゆっくりと
おおきな笑顔のまま
澤口正一（現岩手県内／高校教諭）
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